こんにちは^^ヒロです。
今日はこんなタイトルで書いてみようと思います。
一口に『メンバーとの信頼関係』と言ってもどういうことかピンと来ませんよね?
例えば適当にコードを鳴らして『このリード弾いてみて』と言われたり
ドラムでリズムを叩いて『ここにチャキチャキってギター入れて』とか
正直もっと具体的に言ってくれればわかりやすいのですが、全員プロの作曲家ではありません。
作曲の仕方は様々ですが、メンバー間の『信頼関係』の構築がうまくいっていればそこから無限の可能性を広げていくことも可能です。
最も良くない返し
ここで大事なのは『間違えたらこの世の終わり』という勘違いに支配されないことです。
大袈裟に言いましたが、求められたフレーズがピンと来なかったり思い浮かばなかったりした時にもっとも良くないのが
ちょっと1度家で考えてきます。
これは良くない。
家で考えるのはいいけど1個もアイデアを出せないのはダメです。
アマチュアのバンドマンというのは基本的には無償で活動を行っています。
スタジオ練習も然り
メンバーの全員が都合をつけて時間を削ってバンドのため、若いては『あなたのため』に大切な時間を割いてくれているのです。
とにかくなんかフレーズをつける、歌う、叩く。
これを普段からやっていかないといつまで経ってもその場その場でフレーズをつけていくことなんてできません。
それと、繰り返すことで相手の癖や趣味も見えてくるようになります。
要するにやればやるほど早く答えに辿り着けるようになるということです。
良いところを指摘する
こちらはワンマンになりすぎない。ということです。
ワンマンでもいいバンド、すごいバンドはたくさんいます。
それでも私個人の意見として言わせてください。
曲の作り方の一つに『誰かがデモを作って持ってくる』という方法があります。
この『デモを作る』という作業・・・とても大変です。
全ての楽器が打ち込まれていてそれなりに作り込まれている楽曲であればあるほど
『すごいなー』と素直に感心してしまうものです。
ですが!
デモ音源に感心するのではなく肝心なのはその中身。曲自体をしっかり確認しましょう。
- 『いい曲』か
- 使えるフレーズはあるか
- 自分に弾けそうか
- アレンジの余地
- 別の曲にならないか
- 『かっこいい』か
まだまだ色々あるでしょうがパッと思いつくだけでも考えることはたくさんあります。
せっかく苦労して作ってきたのに全没・・・となっても致し方ないのですが
最悪何かワンフレーズでも『この部分かっこいい!』というのがあればそこを指摘しましょう。
ダメなところの指摘だけではなく必ず良いところも指摘するのが信頼を積み重ねる上で大事です。
お店でもクレームはすぐに入りますが、賛賞の声は中々入りづらいものです。
何事においても『よかった』という所を伝えることはとても大事なので是非覚えておいてください。
自分のフレーズが最高だぜ!をもっと深掘りする
これができてない人はすぐにバンドをやめてしまいます。
例えば『ここはこんな感じがベストだろう』と思い脳死で弾いていたフレーズがあったとします。
そこに別の楽器から『そこちょっとイメージと違うからルートで刻んでくれない?』と言われたらどうしますか?
自分が考えたフレーズが最高だと思っているのは大体みんなに当てはまると思います。
しかしこの短い会話の中でそれを否定する『結果』が出ているのに気付いているでしょうか?
自分は『ベスト』だと思っているが、『イメージと違う』と言われているのです。
4人バンドなら一人が気に入らなければ25%もの人に受け入れられていないのです。
しかし万人に受け入れられる音楽など存在しません。
売れれば売れたことが気に入らないアンチが大量に湧くのと同じでこの議論に終わりはありません。
でもせめて、せめてメンバーの中だけでも最高の音楽にしたくありませんか?
多少の争いになったとしても落とし所。妥協点を探すことを妥協するのは良くない。
双方の意見をぶつけて少しづつすり減らしてバランスの良い落とし所を探せると良いですよね^^
できない人の末路
ちなみに今までやったバンドを全てすぐに辞めてしまう知人はこれができませんでした。
どうしても自分の意見が通らないと気が済まないタイプ
いますよね^^;
今思えばこちら側にも納得させるだけのスキルがなかったとも言えますが、後の祭り。
ちょっとくらい他人の意見に寄せつつも更にかっこいいフレーズを入れてやるぜー!
みたいな熱意は欲しかったですが、少しの変更も許さず・・・
最後の方は言われたフレーズだけを引き続けて辞めていきました。
個人的には言われたフレーズしか弾かないなら打ち込みで十分なのでもっと人間が弾いてる意味を見いだしてもらいたかったです。
クビじゃなくて勝手に辞めていくんですよ。だって面白くないですからね^^;お互いに。
大事なところだけ
以上の話を聞いて『私のバンドは大丈夫!』と思っていただけたでしょうか。
特に大事なのは『良いところを褒める』
そして『間違った音を出すのを怖がらない』
この2点です。
上級者は褒めることが苦手で初心者はアドリブができないから音を出しにくかったりするのでしょうか?
ここで『信頼関係』がしっかりできていれば『練習』なんですから気にすることはないのです。
そもそもみんながみんな弾けるのであればスタジオ練習なんてしなくても良いですからね。
音がわからなければ1Fから半音ずつスライドさせて全部弾いてみれば良いんです。
それすらやらずに音がわからないなんてはっきり言って舐めてますよ^^
一人ではショボくてもバンドサウンドが立派に聞こえさせてくれます(笑)
安心してメンバーに甘えられるような信頼関係を築いていきましょう!
当然自分も任せられる存在になれるように努力することも忘れずに!
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