こんにちは^^貧乏ギター担当ヒロです。
早速ですがバンド活動されていますか?ウイルス事件もようやく少し落ち着きつつある昨今停止していたバンド活動を再開し始めている方々も多いかと思います。
2〜6人くらいまでが多いと予想されますが、メンバーが多いとそれ相応のトラブルもつきもの。
きっと各パートの方々がそれぞれが、こっちの方がかっこいいのにな、とかこういうフレーズにして欲しいな、もっと速い曲がいい等様々な意見を持ちながらも言えなかったり採用されなかったり
そんなことが多かれ少なかれあると思います。
『みんな仲良し^^』
これは確かに理想ではありますが、表面上の仲良しなんてはっきりいってクソでしかないと思います。
タイトルにある『自分の意見が通らない』と思っている状態が長く続けば
『音楽性の違い』などというあるあるネタでバンドを離脱、もしくは解散となりかねません。
一刻も早くその状態を抜けるためにやるべきことをお伝えします。
自分の立ち位置を把握する
あなたのパートはなんでしょうか?
この記事を読んでいる方の大半はギターかと思いますが・・・
それではバンド内で他の役割はあるでしょうか?
リーダーですか?
リーダー、バンマスなんて呼ばれますよね。
もし今組んでいるバンドのリーダーがあなたなのであれば、意見が通らないなんてことは少ないと思います。
しかしあなたの存在が他の意見を潰していないか考えてください。
ワンマンになりすぎていませんか?
メンバーがいる意味を見いだせていますか?
バックバンドですか?
あなたがとても有名なギタリストであなたのために集まったメンバーですか?
もしくは有名なボーカリストのバックバンドですか?
○○with△△、もしくは個人名のみで活動しているがバンド形式・・・であれば喧嘩はご法度
気に入らなければ解雇されてしまいます。
メインの方の意見を尊重し、『意見を出せ!』と言われた時にしっかり意見を出せるようにストックしておきましょう。
下手くそですか?
バンド経験がある方ならピンときたのではないでしょうか。
そうです。バンド内で一番下手くそな人は若干扱いが雑です(笑)
イジメとまではいかないですが、やっぱり他のバンドを見ていてもなんとなく気づいちゃいますよね。
ギターってやはり分かりやすく変な音が出ちゃう楽器なのでギターが若干いじめられ気味のバンドをいくつか見たことがあります。
当然気分の良いものではありませんので周囲にわかるようにバカにしたりするのはダメです。
自身がここに該当するのであればまずは『音色』を見直してみてください。
あとは下手だからといってこそこそしないでどんどんアイデアを出していくこと。
自分がミスなく弾けるかっこいいフレーズを提案してみましょう。
速引きでも複雑なリフでもなく、ベースやドラムが難しい部分を担当し、ここぞのタイミングで一発だけ鳴らす・・・とか。
バンドの楽曲であればバンド全体で奏でて初めて価値を提供できます。
ギターが一番目立つ必要などどこにもないのです。
私が現在のバンドに加入した時はまともにギターが弾ける人がいなかったのでギターソロは全ての曲で存在しませんでした。
全部ボーカルソロです。
これで十分かっこいいバンド音楽を提供できていたと思います。
意見しない人を作らない
曲の大元ができたとしましょう。
簡単なデモをバンドに持ち込んだとします。
いつも意見しない人に対してどんなアプローチが必要だと思いますか?
音しか伝えない
これは私の場合なのですが、他の人が作ってきた曲をどのように完成までもっていくか、です。
ここまでこの話題について書いてきましたが、私はどちらかというと意見しない側の人間です(笑)
私のバンドはツインギターなのですが、もう一人のギターが何せ何も伝えないのです。
曲のキーもコード進行も本当に何も、です。
音だけを聞いて大元のフレーズに当てていくのです。
当然スタジオ練習は録音しますが全ての楽器が探しながらの演奏なので毎回違うわけです。
こういう曲の作り方は意見をしないなんていうぬるい考えでは完成することはありません。
必ず自分で考えて音を当てなければならないのです。
効率?悪いかもしれません・・・しかしこれならば『意見しない』なんてことはできません。
バンドメンバー全員に存在意義がある。これが大きいのです。
年齢差、キャリアの差
どれだけのキャリアを積んでいようともそもそもの楽器が違うからこそのバンドです。
ドラムがすっごいできたとしてもギターに意見する時は鼻歌です。
その鼻歌を理解してギターフレーズに落とし込めるかどうかがギタリストの腕の見せ所なのです。
そしてみんなが同じ年のバンドなんて学生バンドくらいなものでしょう。
年下だから意見できない・・・そんなことありますか?
同じバンドで同じ曲をより良いものにしていくのに協力しないってことですよ?
例え採用されなかったとしても一応言ってみることが必須です。
何がダメっだったかなんて考える必要はありません。
次を考えるのです。
何回自分の意見通らなかったですか?
10回ですか?20回ですか?
そんなもんなら試行回数が少なすぎて文句を言うレベルではありませんのでまだまだアイデアを提供し続けてください。
楽曲のアレンジだけではありません。
コロナ下でライブ活動をやるのか、スタジオ練習をするのか、はたまた配信ライブをやるのか、レコーディングに専念するのか等様々な要素が考えられます。
そう言った根本的な問題にも積極的に参加してバンド全体を盛り上げていきたいものです。
まとめ
要はバンドに自分の意見が通らない、と言う考えのもう一個先を考えろと言う話です。
なぜ通らないのか、それは『音楽性の違い』?
果たして本当にそうでしょうか?
それぞれの愛する『音楽』はそんなに狭い視野でしょうか?
少なくともバンドという形態でやっている以上そんなに振れ幅の大きい音楽性の違いはないはずです。
自分の意見が通らなかった時こそチャンスなのです。
もっと別の角度で、もっと別のジャンルで・・・
色々なことを考えて演奏する、これが自身の成長に間違いなく繋がります。
これからも自身の所属するバンドを全力で育てていきましょう!
以上。バンドに自分の意見が通らない?そんな時は・・・でした!
何か少しでも参考になったり暇つぶしになったのであれば嬉しいです!では!
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